【wechat最新統計】2015年微信生活白書まとめ


 

中国マーケティング、IT業界お待ちかねのwechat最新データが発表されたアル( ・┏Д┓・)

3行で説明すると
・DAU 5.7億人
・红包(お年玉)機能利用拡大(=line payment)
・ユーザーの60%は15~29歳

2015年微信生活白書

Tencent(腾讯)は、2015年10/22~24、中国重慶で第5回Tencent Global Partner conferenceを開催し、インターネットと都市(スマートシティ)のテーマを始め、ゲーム、大学、金融、マーケティングmwechat等に関する討論を実施しました。

2015年中国wechat微信生活白書統計
60枚ほどスライドがあったので、ピックアップして紹介していきます。wechatの資料は黒背景のもの、既存の別の統計データを入れて細く説明していきます。

 

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2015年10月発表、wechat(微信)ユーザーデータ。

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2015年9月デイリーアクティブユーザー平均 5.7億人

CNICの2015年の発表によると、中国のネットユーザー数は6.7億人。モバイルネットユーザー数は5.9億人。wechatはモバイルベースなので、モバイルネットユーザーの96%が使用するアプリということになります。
中国携帯ユーザー数2015年6月
補足資料:CNNIC発表の2015年中国携帯電話ネットユーザー数推移
いやいや、ちょっとゼロ多くないかと思いますが、wechatは基本的にコミュニケーションツールなので、友人との連絡で必須。DAUは微博weiboと比較するともちろん高くなります。
2015年4月のMAUは4億人ちょいでした。
参考: 2015年4月中国人気アプリランキング

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デイリーアクティブユーザーは全体の64%。
ちなみに、LINE 2015年10-2016年3月期 媒体資料 によると、MAU2.1億、日本国内利用者5800万人(人口カバー率45.7%)、DAU69.1%。

中国は、総人口(13.5億)に対するインターネット利用者の割合は48.8%(6.7億)、モバイルインターネット利用者がインターネット利用者の88.9%(5.9億)、wechatが5.7億。wechatの人口カバー率は42%となります。

 

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こちらは都市のレベルと普及率のグラフ。
一線都市→北京、上海、広州、深セン、他計19都市
(ガチ大都市)
二線都市→大連、廈門、長春、蘇州、温州、他計36都市
(各省のメイン級)
三線都市→海口、三亜、馬鞍山、蘭州、他計73都市
(日本人はいない感じ)

都市レベルの区分は、GDPと人口、高いレベルの大学、国際的なブランド、企業進出数等を元に分類されています。
イメージ的には四線都市だと自己紹介の時に田舎です、もしくは近くの大きめな都市の名前言っちゃう感じです。ものすごい僻地に行かない限り、wechat使ってない人探す方が大変な感じだと思います。
都市部のインターネット普及率が64.2%、農村部が30.1%なので、農村部はまだ携帯買って→wechat入れて(プリインかも)という流れが待っています。とはいえ、教育機関ない、仕事ない系の田舎で都市区分的にも田舎扱いされているわけで、5年後の中国マイルドヤンキーな人、農民等がここに該当するかと思います。個人的には農民向けアプリとか熱いです。

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ピークタイムは22:00。
3年間ちょい微博運営して数値的には20:00~22:00がエンゲージメント率が高いですが、wechatだと遅めのようです。wechatは通常のメッセージングと合わせて、公众账号(=Line@)、朋友圈(=facebook timeline)の機能の利用も一般的です。プロモーション視点から考えると公众账号(=Line@)となりますが、ピークタイムが遅めになっているのは、通常のメッセージング機能の利用も含めたデータのためかと思います。

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典型的なユーザーの1日
7:00起床、タイムラインチェック
7:45出発 企業アカウントのコンテンツを2つチェック、ゲーム
8:30会社に到着、朝ごはんをwechat paymentで決済
9:00会社到着 グループメッセージのチェック
10:00こっそり個人利用 タイムラインチェック、友人とチャット
12:00ランチ 以前受け取ったお年玉を利用
12:45休憩 京東(EC)チェック、友人とチャット
17:00退社準備 タイムラインチェック
18:00帰宅 wechat paymentで晩御飯を購入
20:00テレビ コンテンツ閲覧、ゲーム、チャット、EC
22:00就寝 寝る前にチャット、お年玉チェック

中国ユーザーの行動は日本と大きな違いが多々あります。デモグラフィターゲティング• サイコグラフィターゲティング• 行動ターゲティング、中国人を知り尽くす必要有りです。

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年間の盛り上がる時期
春節(旧正月)→中国人の大移動、凄まじい。
五一→労働節の連休
母の日→家族とのコミュニケーションツール
こどもの日→SNS上で子供の写真etc
端午の節句→中国伝統系の祝日
七夕→中国版バレンタインデー
軍事パレード→反ファシスト記念日(2015年から)
中秋節→中国伝統系の祝日
国慶節→建国記念日(連休)

正月/バレンタイン/ホワイトデー/ハロウィン/クリスマス
全部ありませんね。そうです、this is China.
日本企業としてこの盛り上がりに乗るのは必須ですが、日にちが農暦で毎年変わったり、中国側でも他のスタッフが休みの中で繁忙期を迎える等、割と大変です。中国ローカル企業が本気で戦っている中で日本企業がちょろっと動いたくらいではフツーに負けます。準備するなら2ヶ月前にといったところでしょう。

日本と何かしら関係があるならば、炎上注意の日程もあります。中国ビジネス関係者ならマーケティング担当者のみならず抑えておくべきでしょう。
【炎上】〇月〇日は中国投稿注意!反日感情が盛り上がる日付一覧。
→こちらは農暦ではないので毎年変わったりはしません。

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紅包(お年玉)が春節以外に配布される件
中国の紅包(お年玉)についてはご存知の方も多いかと思いますが、ここ2年ほど、お年玉が電子マネー化(微信支付,tencent payment)しています。友人に対するお年玉送金、企業からユーザーに対するお年玉配布、お金をチャージして、wechatアプリ上で抽選して0.1元〜数千元(2円~数万円)プレゼントするという行動が一般化しています。元来、春節期間のみの手法であったものが、春節以外の時期にも利用されるようになったという話です。決済周りだと、日本企業の公式アカウントからだとハードルがかなり高めですね。やっとこの10月の国慶節で大丸さんがwechat payment導入し、wechat決済に関して動き始めました。wechat決済機能の利用はイノベーター層のみが利用しているわけではなく、タクシー配車アプリ連携等の影響でレイトマジョリティぐらいまでいってます。現金→銀聯→電子マネーのカエル飛びのお話はまた今後。

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国慶節期間中の行き先データです。
行き先No1は日本とのデータも日本のどこかの統計で出ていましたが、いろいろデータを比較すると、アレ?と思う点も多々あります。香港、台湾を海外旅行に入れるか、個人旅行ベースか、つぶやきベースか、ツアー申し込みベースか、航空券予約数ベースか、いろんな切り口でみましょう。肌感覚としては、国慶節期間中は”泰囧”という人気映画の香港版が公開され、タイ、香港あたりが継続的に話題になっていたと同時に、韓国の激しいプロモーション、日本関連ではマイナスの話題が3件トップニュースレベルで盛り上がっていました。

①大阪韓国料理店ぼったくり事件
②北海道コンビニアイスクリーム事件
中国人観光客コンビニで支払い前飲食→逆おこで店員ぼこ
③京都祇園当たり屋デマ事件
【デマ確定】京都中国人観光客当たり屋事件まとめ

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男性ユーザーの消費が1.3倍月平均データ比
女性比ではないですね。ひっかからないように。

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wechatユーザーの60%は15~29歳の若者

2015年微信生活白書12

買い物のピークタイムは

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以上、アジアビジネスなう!

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