2015年中国動画アプリ市場ユーザーレポート


2015年4月3日,中国大手ビッグデータ分析機関である【集奥聚合GEO】が《视频APP洞察分析报告》動画アプリに関する洞察・分析レポートを公開。調査対象は中国華北部のユーザー一億人を対象に2015年3月に実施。調査によると、昼休みと就寝前の時間帯である13時、22時がピーク。

 

中国版Youtubeと呼ばれる优酷(Youku)が1位。
2位の腾讯视频はQQ、微信wechat有するテンセント社傘下。2013年ごろからは人気メッセージチャットアプリ微信のパブリックアカウント(企業アカウント)上での動画コンテンツの配信も開始。
3位の土豆Tudouは2012年に优酷Youkuと合併。個人的には、youtube channelにあたる土豆频道に力を入れているイメージ。
4位の搜狐Sohuはブラウザ、検索エンジン、入力方式(input method)を有し、インターネットの基礎的なアプリケーションに強み。
5位爱奇艺(ipiyi)(日本語発音:あいちーいー)は世界第二位の検索エンジン百度(バイドゥ)系の動画アプリです。Youtube独占の他国とは異なり、検索・SNS・動画専門等の各企業からの動画アプリで寡占状態となっている。この他にも、日本のニコニコ動画の中国版であるbilibili(哔哩哔哩)ビリビリ動画、AcFun弹幕视频网等のオタクコミュニティで人気の弾幕型の動画サービス等が乱立状態。

中国人ユーザーの利用する動画ベスト5。

图1-视频App使用UV pict from 《视频APP洞察分析报告》

ユーザーのデイリー滞在時間では土豆Tudouが最も長く38分。
私個人の印象ですが、おそらくyoutube channelにあたる土豆自频道に注力している点がユーザー滞在時間に影響を与えているのか思います。

图2-视频App用户平均每日停留时长
pict from 《视频APP洞察分析报告》

13時、22時が動画アプリのピークタイム

图3-视频App观看峰值
pict from 《视频APP洞察分析报告》

优酷youkuと土豆Tudouでリテンションに大きな違い

图4-视频App用户留存率
pict from 《视频APP洞察分析报告》

优酷Youkuと爱奇艺iqiyiはユーザー重複度合いが低い
下記図は优酷とその他サービスのユーザー重複度合い

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pict from 《视频APP洞察分析报告》 

とりあえずYoutubeに上げとけばOKなその他の国とは異なり、多くの動画サービスが乱立している状態。ちなみに中国版twitter微博(ウェイボー)の新浪が提供する新浪视频は昨年のアダルトコンテンツ粛清で半死にだとか。上記の図にもあるようにユーザー重複度合いも低いため、どのメディアにコンテンツをアップロードして管理していくかが悩みどころ。特定の動画視聴アプリでの独占提供という形でのオファーもある。

ユーザー行動については、ここ数年の廉価なデバイスの普及、(iphone爆買いももちろんあるが)と通信環境の発達によって動画市場が伸びているというのが共通認識だが、実際に中国人向けに動画を作成、各プラットフォームにアップロードし、現地の中国人にヒアリングしていている私としては、通信環境の影響でユーザーの利用の仕方、シーンが日本と異なる点がいくつかあるように感じる。

例えば、パケット使い放題製、ポケットwifiが一般的ではないため、パケット通信料(流量)がかさむ動画は後から閲覧するためにソーシャルメディア上で先にshareしておいて、後からwifi環境でチェックしたり、22;00以降は大学内の寮が消灯となりPCの利用ができずネット環境がなくなる(有線無線ともに主電源が落ちる)と同時にウェブの閲覧が現象したりと、日本では想定できないようなシーンも多々ある。※上記は一例でこの限りではない。

 

以上、アジアビジネスなう!
日本国内ではヒカキン、バイリンガール、はじめ社長といったyoutuberが活躍していますね!実は中国でもyoutuberに値する有名up主、youkuer?tudouer?が存在します。日中バイリンガルの中国youtuberも数名でてきているので、日本企業としてはプロモーションのチャンスかな?

盛り上がりを見せる中国動画市場で、こちらもまた盛り上がりを見せる日本観光に関連する動画を2014年6月より制作し、土豆(ロイヤルユーザー率が最も高い動画視聴サービス),56を中心にアップロードしています。

东京好玩(オモシロ東京)
http://www.tokyo-fashion.net/feature/haowan/




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