北京マラソン日本人参加しちゃだめアル! 揺れる中国の対応と冷静な中国のオマイラ。


北京欢迎你。(べいじんふあんいんにー)

北京はあなたを歓迎します。
こちら2008年北京オリンピックのテーマソングです。

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四年前の当時は”熱烈歓迎”といった横断幕もあちこちで見かけた北京ですが、
最近では”日本人お断り”といったものも存在します。

”日本人” もはや中国ではタブーになってしまったのでしょうか?

 

朝日新聞によると、

今月25日に開かれる北京国際マラソンの組織委員会は9日、同マラソンに日本国籍の選手は参加できないことを明らかにした。日中関係の緊張を受け、選手の安全を考慮したためだという。昨年まで協賛していたキヤノンなどの日系企業の協賛もなくなった。

とあり、

この記事の中国版が中華ツイッター”微博(ウェイボー)”で話題になっています。
ここまでするか中国!と憤っている方もおられるでしょう。
ここはひとまず冷静に見てみましょう。


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以下、中華ツイッター”微博(ウェイボー)”上の反応です。

 

 

  • 日貨排斥はおk、でも選手の参加禁止しちゃかわいそう。
  • これマジ?ホントだったらBOOOOOOO。
  • 一瞬の爽快感、そして一家全焼な感じ 。
  • この対応は大国としてナイ。
  • 俺らが日本車ぶっ壊した後の日本企業の対応を見ろ、そして中国を見てみろ。多くを語るべきではないな。。。
  • 委員会が決定したのは、日本人の安全のためでしょ?やむをえないんじゃないか?
  • 別に日本人を敵視してるわけじゃないし、友好のしるしじゃない?
  • 心が狭い民族主義!
  • 肝っ玉がない政府。
  • レベルが低いデマだ マジで笑える。
  • 中国人はみんな(政府を)軽蔑なう。
  • 5000年の歴史を誇る文化大国でもその度量には同情するレベル。
  • 我らが恨むべきは日本の右翼で、一般市民ではない。
  • きっも。もし日本が同じことをして、大会に参加できなかったりしたらどう思うだろうか?
  • こいつらマジ〇〇や!頭〇〇なんじゃねえの?こんなことして島は帰ってくるのか?
  • 私の友達日本人毎年テニス大会参加してるんだけど、テニスも出れないのかな?
 

 

もちろん中にはTHE民族主義者による投稿も見られますが、
総じて、
委員会の対応それでいいんかいっ!
といったところでしょう。
皆さんの抱く中国人像とのギャップがあったのではないでしょうか?

この件に関しては、微博(ウェイボー)上でのこの盛り上がりからか、
日本人選手による申込みも認められました。

中国はこんなことをして幼稚な国だ、大国としての責任。。。。
と、話を持っていくのは簡単です。
しかし、今回はここからもう一歩中国の真相に迫ります!

委員会の日本人を受け付けないという判断の背景としては、
日本人を締め出すことが目的ではなく、
中国全土に広がる”自粛” による判断だったのではないでしょうか?

もし、事件がおきたら責任を問われる。
だから日本人来るな。
有事の責任を逃れるための自粛がここに見え隠れしているわけです。

 

私事ですが、先日中国の大学で講演会のスケジューリングをしていたところ。
日本企業には貸せないということで、会場が当日キャンセルされてしまいました。
この例でも同様に、”全国人民代表大会”という敏感な時期に何かあっては困る、
という同じ原理が働いていたようです。

もちろん、完全にお上からのご意向で、という場合もあるでしょうが、
そこははっきりとはわかりません。
有事の責任を逃れるための自粛という視点を持つと、
中国問題をもう一歩深く理解できると同時に、
現地でうまく立ち回れるかもしれませんね。
ワタシ知らないアル。
アッチの人に聞くアル。
ワタシの仕事じゃないアル。
ご飯の時間アル。

最後のものはおいといて、よくある中国でのたらいまわしにも、
マラソンの一件と同じ一面が見えるかもしれません。

 

 

 

アジアのイヨタがお送りする、アジアビジネスなう!
最近少し重い話が多いようですが、
楽しい話題が増えるといいアルね♪

再见!

 

 




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