デザインから見るアジア。~アジアっぽさとは~


 
アジアデザインなう!
んーなんかアジアっぽい。
そのアジアっぽさ、どこがアジアなのでしょうか?
そもそもアジアとはなんなのでしょう。
アジアの定義というのもまた難しいもので、
西洋と東洋、つまり非西洋としてのアジアとして定義されることが多いようです。
ヨーロッパを除くユーラシア大陸となると、日中韓や東南アジアはもちろんですが、
日本人にとってイメージし辛い、中東や〇〇スタン一帯までもちろんアジアとなります。
地球上の陸地の30パーセントに世界人口の60%が住んでいます。
 
アジアらしさとは言わばグローバルスタンダードなのかもしれませんね。
 
というのはさすがに言いすぎですね。
 
今日のテーマはデザインです。
デザインの観点から言うと、私たちが日ごろ触れているデザインというのはやはり、
欧米からのコントロールされた趨勢というものがあって、
そのうえで各国のローカライズがなされているようです。
デザイン(design)はラテン語のdesignare
de-  外に出てくるようなイメージ
sign- 記したりマークをつけるイメージ
are  動作
 
デッサン等も同じ語源から派生したものです。
 
では、アジアっぽさが外に出てきたものはどういったものでしょうか?
アジア各国の国旗からアジアっぽさを見てみましょう
 
どうですか?
・赤
・ごちゃっとした絵が入ってる
・左右非対称
 
これだけではわかり辛いので、
ヨーロッパの国旗と比較してみましょう。
 
・水色
・十字架
・縦に三色に分かれている
 
アジアと、ヨーロッパの違いが少し見えてきましたね。
〇〇らしさを感じることができれば、
何がそのらしさをらしさたらしめているのか。
その要素を抽出することできます。
 
しかしながら、アジアらしさという漠然としたものを抽出することは至難の業です。
外側に現れた以外にも多くの背景があるようです。
村社会のインドでは、コミュニティ内であからさまな自己顕示は嫌われる傾向にあるようです。
そのため、例えば車を買う場合は、外側はふつうに見えるものでも、内装にお金をかけたりするそうです。
 
ところかわって、中国の場合。
やはり好まれるのは、一目でお金持ちと分かるデザインのものが好まれます。
その顕著な例が高級ブランド人気と言えるでしょう。
ステータスシンボルとして、ゴッテリとしたブランドロゴはマストなわけです。
面子文化の中国では、面子ビジネスなるものも存在し、
いかに成功したか、それを外に示すものとして”大気”(大きく見えること)が大事な要素なのです。
 
 
デザインにどういう要素が多いのかという点ももちろんですが、
どういう風にみられるのか、という点も意識する必要がありそうです。
もちろんそこを踏まえたうえでデザインされたものが特定の共通要素を含んでいたということなので、
その要素をさらに分析することで、その背景となる価値観が見えてくるかもしれません。
 
アジアといえど、価値観は多種多様です。
そのヨーロッパからのトレンドとやらをローカライズ(現地化)すればよいという話でもないようです。
ウェブデザインの領域の中国とインドの違いを見てみましょう。
こちらが中国の就活サイトです。
ゴチャゴチャしてます。
そして、静止画ではわかりませんが、
実はロゴがピカピカ光り、自己主張を繰り広げています。
 
一方、インドのウェブサイトは、
近年の英語フォント人気の影響もあり、
欧米のスタイリッシュなものが多いようです。
星の数ほどあるウェブサイトなので一概には言えませんが。。。
ウェブサイトからインドらしさは抽出しにくいためキャプチャ―はなしです。
しかし、インドの新聞を見てみると、
やはりサイケデリックでケミカルな色使いがあり、
こちらではアジアらしさを抽出することができます。
ウェブデザインの領域は、
その他の領域のデザインと比較してトレンド伝播のスピードが早いため、
”鬼速”で変化が起こり始めています。
 
その中で、今までタブーとされていたことが、
特定の文脈との結びつきを失い、
無国籍感というキーワードの元に収束していくのではないかとと私は考えています。
 
今後は画一化、世界標準化への道をたどっていくことになるのでしょうか?
その中で、いかにde-sign-are
表象させていくか、これがデザイナーさん達のお仕事なわけです。(おそらく)
 
デザイン=センス
というイメージが強いですが、
そのセンスは莫大な資料の分析や戦略に基づくものであることを考えると、
改めてデザイナーさんに頭が下がります。
私はデザインの専門家ではありませんが、
インドについての最近の学びと、アジア力、
そして、身近なデザイナーさんからの学びをもとにこの記事を書いてみました。
アジアってなに???
アジアビジネスなう!
デザインから見るアジア、こういうかっこつけもたまにはいいアル。
 

いい、、、よね?
 
国旗:マスリラの絵日記さんより転載




コメント欄は閉じられています。